Facility

小ロットや様々な種類のシート、プレートを製造。
大型プレス機の導入で、お客様の幅広いニーズに対応できます。

カレンダー成形

加熱したロールの間で樹脂を練りながら溶かし、さらに何本ものロールの間を通して所定の厚さに引き伸ばす成形方法です。樹脂の混ぜ合わせから冷却までを一貫して行います。

厚さの精度が求められるシートやフィルムの成形に向いており、色のバリエーションなど多種多様な製造が可能です。

工程

ヘンシェルミキサー 粉末やペレットの樹脂に顔料など様々な薬品を混ぜ合わせます。再生原料なども使用するため、原料は独自の分量で調合し、製品によって細かく配合を変えています。
高速二軸連続ミキサー 混ぜ合わせた原料はすぐにロールに通さず、まずは押し出し機で簡単に練ります。そうすることで練りムラなどの不良が減り、生産性も非常に高くなります。
ミキシングロール 2本のロールの間にくぐらせて、熱を加えながらさらに練ります。
逆L型カレンダーロール しっかりと練り上げた樹脂を今度は4本のロールの間に通して、所定の厚さに伸ばし、シート状に加工していきます。
冷却 高温状態のシートを何本もの冷却ロールの間を通して冷却させます。
断裁・巻き取り 製品により規定のサイズに裁断、またはロール状に仕上げて納品用に梱包します。
梱包・出荷 規格通りか、異物混入や品質、数量に問題がないか最終確認。検品を終えた製品はお客様のご要望に応じて梱包し、安心して荷受けできるように出荷準備を整えます。

プレス成形

積層したシート表面への艶やマットの化粧付けや、異種素材・フィルムなどいろいろな素材を貼り合わせ、多段プレス機で加工します。

従来の670×960、670×1460、1010×1110サイズの他、910×1820、1000×2000等の大きなサイズに対応する専用機もございます。

工程

セット 化粧板(フラットな艶板や、エンボスのついたマット板など)との間に、任意の厚みに積層したカレンダーシートをセットします。異種材料の貼り合わせなども対応しています。
プレス 化粧板の間に積層されてセットされたカレンダーシートは、プレス機で加熱・加圧され、溶融する事で1枚のプレートに仕上がります。化粧板の艶やマットの表面状態が製品にも転写されます。
マスキング・裁断 プレス機で成形された1枚のプレートに保護紙や保護フィルムを貼り、定尺にカットします。
梱包・出荷 ケース梱包やパレット平積みなど、お客様がご要望される梱包で出荷します。商品の袋詰めや、シール貼りなどの細かな作業も可能です。

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